ステラ マッカートニー x ヴーヴ・クリコ:ブドウ廃棄物からヴィーガン ラグジュアリーへ

ファッション イノベーションの新たな一歩を讃え、ステラ マッカートニーとヴーヴ・クリコ は、LVMHメゾンが共有する価値観と、持続可能性、循環型社会、環境再生型事業慣行への長期的なコミットメントを具現化する取り組みとして、動物皮革に代わり、廃棄されるブドウを原料とした先駆的なヴィーガンレザーを共同開発しました。


動物由来の皮革が環境に与える影響は非常に大きく、畜産業は世界の温室効果ガス排出量の11~17%を占めていると推定され、その65%は牛によるものです。私たちの次世代の動物皮革の代替素材であるVEGEA®は、80%が植物由来で再生可能なリサイクル原料で作られています。原材料としているブドウの茎はすべて、ヴーヴ・クリコの歴史あるブドウ畑にて再生可能な農法で栽培されたもので、その素材には溶剤や金属などの危険な有害物質を含んでいません。

ヴーヴ・クリコの収穫の副産物を、植物性オイルや農業由来の天然繊維と組み合わせて作られたVEGEA®は、化石燃料を使用して作られた既存の代替レザーと比較して、地球温暖化への影響を40%低減し、水の使用量を50%削減することを可能にしました。


この革新的で再生可能かつ循環性を持つ素材を使用し、手作業で製作されたステラ マッカートニーのアクセサリー6点は、パリ ファッション ウィーク期間中に開催された2024年サマー コレクション ランウェイショーで披露されました。

The Legacy  

2つのメゾンはいずれも、クラフツマンシップ、情熱、そして新しくより良い可能性を生み出すイノベーションに根ざした伝統を持ち、それぞれの分野で慣習を打ち破り、大きな変化をもたらした先駆的な女性によって設立されました。


ステラの情熱に導かれ、私たちはファッション業界内外にクルエルティフリーでサステナブルな選択肢を追求するよう働きかけています。一方、マダム・クリコは、現代的なシャンパーニュボトルの形状に貢献したほか、現在も使用されているリドリングテーブル(動瓶台)を発明しました。この二つの技術革新は、シャンパーニュ業界に革命をもたらし、彼女は「ラ・グランダム(偉大なる女性)」として知られています。マダム・クリコ自身が200年前に購入したブドウ畑から、私たちの原料であるブドウの副産物を収穫しています。

The Products 

私たちは、ヴーヴ・クリコのブドウ廃棄物を原材料とするヴィーガンレザーを使って、アイコニックな「フレイム(Frayme)」バッグ、ヴーヴ・クリコ イエローラベルのボトルが収納できるボトルホルダー、そしてブランドを象徴する「エリス(Elyse)」サンダルを製作しました。さらに、サンダルのプラットフォーム ウェッジソールには、ランス(Reims)にあるヴーヴ・クリコのセラーから回収されたリサイクルコルクも使用されています。

サステナビリティ、クラフツマンシップ、技術革新という共通の情熱で結ばれたファッションブランドとシャンパーニュの会社が、これまでにないパートナーシップを結ぶことをとても嬉しく思います。このコラボレーションは、私のクルエルティフリーのビジョンとヴーヴ・クリコの素晴らしい天然素材との完璧な融合であり、廃棄物を利用して動物皮革に代わる贅沢な代替品を循環的に生み出しました。これは簡単に規模を拡大することができ、業界を変えることができます。本当に(動物皮革との)違いが分かりません。これはサステナビリティにとってより良いものであると信じています。

ステラ マッカートニー